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日本で一番巻き込み力の高い盆踊り「郡上まつり」で朝まで踊り明かそう! vol.2

低予算で美味しいとこ取り! 岐阜「郡上徹夜おどり」宿なし弾丸トリップ 〜アクセス・会場レポ編〜

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この連載は... 多くの盆踊りの達人が「盆踊りにハマったきっかけ」としてあげる『郡上おどり』。その秘密は、郡上おどりが持つ「巻き込み力」に隠されているようだ。輪に入ることを遠慮してしまいがちな初心者や外来者を誘い込みトリコにするという。本連載では、東京会場と本場・岐阜の両方に初参加し、その魅力に迫る。

郡上おどり

お金も時間もなくても「郡上徹夜おどり」に参加できる

「郡上徹夜おどり」……岐阜県・郡上八幡の各地で毎年夏に開催される「郡上おどり」が最も盛り上がる4日間のこと。その名の通り、夜を徹して踊り明かす、「踊り助平」と呼ばれる盆踊りマニア=盆踊ラーたちが、こぞって集まるお祭りだ。

前回、東京・青山で開催された「郡上おどりin青山」に参加し、熱が高まった私は、その想いを遂げるため、今回、「郡上徹夜おどり」に初参戦をキメてきた。
▶︎ 盆踊りが若者に浸透しない理由が「ハードルの高さ」なら、「郡上おどり」はその突破口になる
ただ、事情があって、出発の直前に交通を手配、宿はとらず、開始直前に着いて終了直後に帰るという、初めてにもかかわらず無謀としか思えない弾丸徹夜旅になってしまった。

それでも、綺麗なトイレや仮眠所もあり意外となんとかなってしまったので、今回は、そんな体験とノウハウをみなさんに共有したいと思う。

地元民がすすめるコスパのいいアクセス方法は「名古屋乗り継ぎのバス」

郡上おどりの会場は、電車ではやや行きづらい場所にあるため、友人たちと車に相乗りして向かうのが踊ラーさんの間では通例のようだ。とはいえ、費用も所用時間もそれぞれ違うので、都合に合わせて決めるのが一番いい(詳しくはこちら)。

私は、コストと体力の消費をできる限り抑えるため、行きは名古屋乗り継ぎのバス、帰りは電車からバスに岐阜駅で乗り継いだ。

地元の人曰く「東京からなら名古屋でバス乗り継ぎが楽でコスパもいい」とのこと。

郡上おどり

東京から名古屋までのバスは、安くて2,000円台、名古屋からのバスはそれよりも確実に安いので、この方法なら、往復で利用しても8,000円以内でおさまる計算だ。

ちなみに、手配は前々日におこなったが、平日だったこともあり、よほどいい条件のバスでない限り予約できないことはなかった。

「名水百選」第1号に選ばれた、郡上の水風景

郡上おどり

かくして「郡上徹夜おどり」最終日の16時に郡上八幡インターについた私は、そこから徒歩10分ほどかけて市街地へ向かった。

郡上おどり

郡上八幡は、踊りのほか、水の美しさでも有名な町だ。この町から湧き出る「宗祇水」は、環境省による「日本名水百選」の第1号に選ばれている。

郡上おどり

さらに、この町が位置しているのは、清流・長良川の上流。吉田川、小駄良川と合流する、水に恵まれた地域だ。

郡上おどり

そのため街中には水路が流れ、「水舟」と呼ばれる、湧き水を生活用水として利用するための装置が、いたるところに設置されている。

郡上おどり

市街地につくと、人々が水遊びをして楽しんでいた。
川原での水遊びは、おどりに訪れた人たちの第二の楽しみであるらしい。

郡上おどり

街じゅうの路地ですでに祭りの準備が始まっていたが、宿をとらずに来た私は、まず休憩所や荷物置き場などを確保しなければならなかった。

宿なし参加者支援スポットは「徒歩圏内に3箇所」

郡上おどり

情報を集めるため、街なかを歩いていて気づいたのは、「食品サンプルのお店が多い」こと。

郡上おどり

郡上八幡は、食品サンプル産業が盛んな街でもあるそうだ。

郡上おどり

もちろん、「踊りの街」でもあるだけあって、呉服店や和装小物の店も多い。

郡上おどり

ふらりと立ち寄ったそのお店「越前屋」も、郡上八幡の土産物を扱うお店だった。

話しかけてきた女性店員さんと会話を交わすうち「どこから来たの?」「東京です」「初めて?」「はい。でも宿とってなくて……」という流れで、私がノー計画で郡上にやってきたことが明らかになり、驚く彼女から休憩所情報を教えてもらうことができた。

郡上おどり

「いまいるのがここ。で、ここが今日のおどりの会場。こことここはトイレとロッカーがあって、ここが休憩所で……」

そう言いながら、女性店員さんがポイントを書き込んでくれた地図が、上の画像だ。

教えてもらった休憩・トイレポイントをまとめると、下記の3箇所になる。

郡上おどり

① 郡上八幡旧庁舎記念館(屋外)
ロッカー、トイレ(おどり終了まで)
郡上八幡中央コミュニティ消防センター
休憩・仮眠所、トイレ、更衣室
城下町プラザ
ロッカー、トイレ(おどり終了まで)

郡上おどり

3箇所とも行ってみたが、トイレだけを利用するなら圧倒的に「城下町プラザ」がオススメだ。個室数も多いうえ、清潔感もあるので女子には嬉しい。

郡上おどり

休憩所は、中心部から少し離れた場所にあるが、徒歩5〜7分程度なので無理なく歩ける範囲だ。会場は「中央コミュニティ消防センター」というところ。

郡上おどり

1,000円を支払い、写真の領収書を受け取る。これが、再入場の際のチケット代わりになる。

休憩中の人が多くいたため、残念ながら写真は撮れていないが、宴会場のような広い畳の部屋に、自由に使える座布団が置いてあり、各自それをまくらや布団代わりにして眠ったり休んだりしていた。建物自体はさほど古くなく清潔。さほど混雑はしておらず、部屋には冷房も効いていたので、仮眠するには十分な環境だった。

 

〜踊り本番編に続く〜
▶︎ 助平(スケベ)が集まる盆踊り!?「郡上おどり」で朝までフィーバーナイト 〜踊り体験編〜

 

◆郡上八幡観光協会
〒501-4222 岐阜県郡上市八幡町島谷520-1
TEL:0575-67-0002
FAX:0575-67-1771

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この記事を書いた人

坂口 ナオ

坂口 ナオ  

大学卒業後5年間事務員として働いていた特許事務所を辞め、フリーライターに転身。その理由は「旅をしながら生きたかったから」。独立後は、イベントレポートやスポット紹介記事を多く手がけ、体当たり系ライターとしてのポジションを確立。「未知なる日本を発掘する」がコンセプトの連載執筆で、目的だった「旅と仕事の両立」を達成する。現在は主にライフスタイル系メディアの編集をしながら、盆踊りや浜田省吾に興じる日々。

ありきたりじゃない旅Guide

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