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北と都会のデュアルライフ vol.1

上京の孤独は、下町の商店街が癒やしてくれた【東京・北千住】

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この連載は... 新卒で入った会社を2年で退職してブロガーとし​て独立したあんちゃが、場所にとらわれない働き方をしながら東京と地元・北海道でのデュアルライフ(二拠点生活)を送る様子を発信。思い入れのある場所とともに、その時の葛藤や決断を記していきます。

duallife

こんにちは。ライター兼ブロガーのあんちゃです。

 

nikamianna

現在わたしは会社員からフリーランスになり、場所にとらわれない働き方をしています。

今は東京に住みながらも、地元・北海道を行ったり来たりして「北と都会のデュアルライフ(二拠点生活)」を楽しんでいます。 これからその二拠点生活の様子や、田舎と都会それぞれの魅力をお伝えしていければなと思います。

第一弾は、わたしが2年前に就職で上京してきたときに初めて住んだ場所・北千住について 書いてみます。

 

北千住の商店街は、孤独なわたしを救ってくれた

kitasenju

わたしはおととしの春、就職を機に北海道から上京した。

もちろん東京に友達がいるはずもなく、地元から一緒に出てきた友達もみんな、神奈川や千葉など離れ離れで遊ぶことも少ない。

 

働き始めた頃は休日に誰とも遊ぶことがなくて、いつも一人で街をぶらぶら探索する日々が 続いていた。 もともと単独行動だからさみしいかと言われたらそんなには感じてなかったけど、でもやっ ぱり会社の同期が大学の友人と遊んでいる写真をSNSにアップしてたり、地元の友人が地 元で楽しんでる様子を見ると、自分だけが取り残されたような感覚になっていた。

 

はじめての東京、はじめての一人暮らし、はじめての就職。 はじめてだらけで普通に生活することも一苦労だったわたしにとって、それをグチる相手も共感してくれる相手も身近にいなかったのは、少し孤独だった。

 

そんななか、わたしは休日になるといつも北千住の街に一人で出かけていた。

 

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下町の雰囲気が色濃く残る商店街。

駅前だけルミネやマルイがそびえたっている妙な都会感。

メイン商店街の反対側の出口をでるとたむろしている電機大学の学生たち。 大学前のベンチでなごんでいる買い物帰りのおじいちゃんおばあちゃん。

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こんな、雑踏にまみれて混沌とした北千住の街が、不思議とわたしの孤独感をかき消してくれていた。

 

「足立区にある」と言うと、みんな「治安悪そうだね」と言うのだけれど、わたしは全くそう思わない。むしろ平和で賑わいのあるこの街にとても親近感を覚えていたし、そんなこと を友人に言われるたびちょっとムッとしていた。

 

スイーツもラーメンもお酒もそろう大きな商店街

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人一倍甘党なわたしは、新しい地にいくと、必ず最初にお菓子屋さんやカフェを探す。 北千住にも、お気に入りのケーキ屋さんとカフェを見つけていた。

 

◆ ドンレミーアウトレット

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メイン商店街をちょっと横にそれたところにあるケーキ屋さん。 工場直売で、「味や品質に問題はないけど出荷できなかった商品」を破格の値段で販売している。

 

なんとプリンが50円なのだ。新卒社会人の少ない給料にはとてもありがたい存在だった。

仕事終わりに甘いものが食べたくなった時や、給料日あとの土日によく通っていた。 そしていつも2、3個ケーキを買って、1つはケーキ屋さんの外にあるテラス席で待ちきれず 食して、残りは家に持ち帰って夜に食べる。

 

いつもここに立ち寄ることが、ちょっとした幸福だった。

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この日はハロウィンが近かったので、ケーキもかぼちゃ。

 

◆ カフェ コンバーション

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メイン商店街から横にそれて、せまい路地に入り込んだところにあるこのカフェ。

古民家を改装してあり、店内もおばあちゃんちに帰ってきたような落ち着きのある雰囲気。 (撮影NGとのことだったので、ぜひみなさん足を運んで欲しい)

 

ここはふわふわの分厚いパンケーキが売り。

当時はパンケーキブームで、キラキラした女の子たちはみんな原宿や渋谷の人気のパンケーキ店に行列をつくっていた。

パンケーキは食べたいのだけど、ひとりだとなかなかそういう場所に入れないわたしにとって、こんな下町でおいしいパンケーキが食べられるのはすごく嬉しいことだった。

そしてアイスコーヒーも美味しくて、ついつい長居してしまう居心地の良さ。 いつも読書しながらパンケーキを食べて休日を過ごしていた。

 

あとは、いつも夜には大好きなラーメン屋に寄って帰っていた。

 

◆ 麺屋音(おと)

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実は北千住はラーメン激戦区で、いたるところにラーメン屋さんがあるのだけど、そのなかでもこの「音」は、行列をつくっていることもしょっちゅうの人気店。

 

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魚介系が好きな人にはたまらない、「特製煮干しそば」。

スープもとろとろで濃厚で、いつも幸せをかみしめていた。 そして意外と女性の一人客が多いことも、入店しやすさのひとつ。

 

東京で、「もうちょっと頑張ってみよう」と思えた

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家族連れも、おじいちゃんおばあちゃんも、学生も、会社帰りのサラリーマンも、みんなこの商店街では陽気に過ごしていた。

入社した直後は、仕事ではいつも失敗して、先輩や上司に申し訳なく思って「この場所にわたしは必要じゃないのではないか」とすら感じていた。優秀な人が集まるこのベンチャー企業に、どうしてわたしのような田舎者が紛れ込んだのだろうと。

だから「東京」という場所にわたしの居場所はないんじゃないかとさえ思った。地元が恋し くて仕方がなかった。

しかしそう感じていたわたしも、この街が好きになって「もう少し東京でがんばってみよ う」と思えた。 この場所はきっといつになっても懐かしむだろうし、たまにふらっと立ち寄りたくなる場所 だろう。

そういう場所が東京にあるのは、「第二の地元」が身近にあるようで、いつも安心感をあた えてくれる。

kitasenju

いまわたしはお世話になった会社をやめ、住んでいた北千住からも離れた。

同じ志を持つ仲 間と、自分のやりたいことを突き詰めて人生を加速させるために、慣れ親しんだ場所から飛 び出したのだ。

だけど、孤独を感じたときは、また北千住に遊びにいこう。

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この記事を書いた人

あんちゃ

あんちゃ  

プロブロガーとして活動中。ブログ開設から4ヶ月で37万PV,収益19万円を達成。
現在はブログをメインに、Webメディアの立ち上げやブログ・メディアのコンサルティング、外部媒体での執筆も行っている。

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